タカペン - Taka Pen's Blurt-Log

英訳歌詞とか日常 - Translyrics and Stuff

盾の勇者の成り上がりED『きみの名前』の英訳について

こんにちは!

 

12月とお正月頑張り過ぎちゃって

抜け殻みたいなタカペンです! ←

 

ってことで早速今年初の

英訳して歌ってみた歌詞の

英訳説明行ってみましょう!

 

英訳して歌ってみた曲


www.youtube.com

出典:盾の勇者の成り上がり

曲:きみの名前(藤川千愛

ギター・アレンジ・MIX:_Soma

英訳&歌:タカペン

 

元歌詞はこちらからどうぞ

www.uta-net.com

 

諸々の感想

実はこの曲、盾の勇者の成り上がり

1期が出てきたときに

わーいバラードヾ(・∀・o)ノダー!!

ってなって歌ってました(笑)

 

なのでメロディー自体は憶えてたので

翻訳の過程が比較的楽でした

 

メロディーも覚えながら翻訳して

ってなると結構わたわたするので(笑)

 

翻訳の説明(言い訳)

さて、では翻訳内容に参りましょうか!

 

  • 元歌詞
  • 翻訳した英語歌詞
  • 英語歌詞の和文

の順番で記載してます♪

 

きみの名前

Your Name

あなたの名前

 

曲名は簡単なようで

微妙に難しさを覚えました

 

英訳するとどうしても

某映画の名前と

一緒になってしまうので(笑)

 

抜け殻みたいな空に

何を見ていた

目覚めた理由ですら

分からなかった

In a sky as empty as a shell

What could I’ve been looking for

Not even the reason that I woke up

Was I able to see

貝殻みたいに空っぽな空に

何を探していたんだろう

目覚めた理由ですら

わからなかった

 

タカペンあるあるなんですが

1行目にめちゃくちゃ悩んで悩んで

何度もあれこれ変えてみて

今の形に落ち着きました(笑)

 

やっぱ出だしは大事なんですが

中々にうまい翻訳が思いつきません…!

 

で、2行目がちょっとあれなんですが

この部分、ちまたでは

「あなたは何を見ていた」

と訳されているのですが

これ、どう見ても

「私は何を見てたんだろう」

だと思うんですよ

 

「何を見ていたの」だったら

「あなたは何を見ていたのでしょう」

と言う解釈もありだと思うのですが…

 

なのでこの部分は比較的素直に

直訳したと言う認識です

 

韻は捨ててます(笑)

 

信じることに 酷く

怯えていた

だってぜんぶ 捨てたんだ

Trying to place my trust in people I

Was ever so afraid

Because I threw all of it away

人を信じることに

とても怯えていた

だって全部捨てたから

 

倒置法をふんだんに使った

ほぼ直訳です

 

倒置法を使いまくってる理由は

日本語の歌詞と大体同じ場所に

直訳した内容を置きたいからなんですね

 

まぁ、100%はめることは無理ですが(笑)

 

こんな世界ならもう

消えてしまえと

憎んでいたんだ

張り裂けそうだよ

信じても?

In such a world like this, then

Please make it all disappear

I so much hated everything

I feel my heart’s about to break

If I even trust

こんな世界ならもう

全部消してしまって

全てをこんなにも憎んでた

胸が張り裂けそうだよ

信じたとしても

 

直訳がちょっと難しかった部分です

 

1行目はほぼ直訳

 

2行目は音節の都合で "please" を追加

ニュアンス的に、丁寧にしていると

言うよりは、切に願っている

と言うニュアンスがうまれます

 

そして「消える」ですが、最初は

"make it go away" にしようかと

思ってたのですが、

メロディの響き的に、語尾が

"away" だとちょっと強いかなぁ

と思って "disappear" で

ちょっと最後の "ear" で

ふわっと消えさせられるように

してみました

 

3行目の「憎む」はなんか

もっと難しい単語とか必要かなぁ

どうしようかなぁと

悩んだ結果シンプルに

"hate" にしました

 

音節の都合で

「全部」「こんなにも」

ってニュアンスを入れることに

なりましたが(笑)

 

4行目はまぁまぁ直訳で

 

5行目が

あれ、これって

「信じてもいい?」

なのか

「信じたとしても」

なのか

どっちだ・・・?

いや、どっちもか?

詩だしきっと

どっちもだよね

と、まぁ

多分英語でもどっちにも

取れるようにしました

 

あとは語順にちょっと悩みました

"If I even trust" だと

語尾に "st" の音がきて

録音するときに面倒なんですよね

と言うか歌詞の語尾に

子音つけるのは

あんまり好ましくないので

"If I trust in you" とか

"Can I trust in you?" とかも

考えたのですが

のばす部分が

"tru-" なのも気持ちよくないなぁ

と "If I even trust" になりました

 

その方が

「信じてもいい?」

「信じたとしても」

のどちらのニュアンスも

含まれてますし

 

ほかの候補は

そう言った複数のニュアンスが

含まれてないのばかりだったので

 

ほら キミの声が

僕を救うよ

何度も呼び覚ますよ

キミが教えてくれた想い

You see, your voice is the one

That reaches me and saves me

Repeatedly keeps waking me up

You’re the one who taught me all that I know, how to feel

ほら、あなたの声こそが

私を見つけて救うの

何度も私を起こすの

あなたが私の知る全てを教えてくれた、感じ方を

 

ほら

 

結構大変です

 

正直フランス語の

"voilà" を入れたくなりますが

英語の歌詞でそれやっちゃうと

ちょっと面白くなっちゃうので

断念して素直に "you see"

を入れました

 

そしてこの部分、

音節調整が鬼でした

 

なのでたくさん飾り立ててます(笑)

 

「キミの声が僕を救うよ」13音節

"your voice saves me" 4音節

 

・・・('-'*)フフ

 

たくさん飾り立ててます(*´ェ`*)

 

3行目と4行目は逆に

英語にしたら音節が

多すぎてはまらなくなる

寸前でしたが(笑)

 

でも直訳でほぼ音節もはまって

とても楽でした、3~4行目!

 

そう 何度だって

キミの名前を

叫ぶよ

強くその手を握って

もう離さない決して

どんな未来も

キミとなら逃げない

So, over and over

Your name precious to me

I’ll shout it out

Strongly, while I hold onto your hand

I’ll hang on tight forever

Come whatever future may

If I’m with you I won’t run away

だから何度でも

私にとって大切なあなたの名前を

叫ぶの

強く、あなたの手を握りしめながら

ずっと離さない決して

どんな未来でも

あなたといれるなら私は逃げない

 

そう

 

って "so" と意味違うけど

なんか "so" って入れたくなります

 

最初は "yeah" とか入れてたんですが

うん、ちょっと頭の歌い出しで

"yeah" は響きが美しくないし

歌いずらいので "so" に

しちゃいました

 

いいんです、ちょっとぐらい

ニュアンスが変わっても

そこまで変わってナイヨ

 

ここの部分で使われている

ダブルミーニング

「強く」でしたね

 

「強く叫ぶ」

「強く握る」

 

英語でも場所さえ

あってれば

ダブルミーニング

できるので、

とにかく同じ場所に

"strongly" がはまるよう

注意しました

 

そして意外と難しかった

最後の2行

「どんな未来も

 キミとなら逃げない」

 

直訳で英語の音節の方が

多くてちょっと困った部分です

 

「どんな未来も」の候補

  • Whatever the future may be
  • Whatever the future may hold
  • Whatever the future holds

未来って "the" つかないとダメなので

はまらないことはまらないこと…

 

苦肉の策が

"Come whatever future may"

ですが、まぁグレーですね

"Come what future may" の

"what" に "ever" をつけた感じです

 

うん、説明になってないと

思いますが(汗

 

最後の「君となら逃げない」

は "I'll never run away"

「絶対に逃げないよ」に

したかったのですが

上手くはまらず

"I won't run away" に

おさまりました

 

"If I'm with you" の部分が

大分早口ですが(笑)

 

"As long as I'm with you"

の方が個人的に響きが

良かったのですが、

音節の関係ではまらず…!

 

流れる雲にあの日

重ねていた

守れなかった約束

噛みしめては

In the clouds flowing past I see that day

To me they overlap

Promises I wasn’t able to keep

Kept on chewing at me

流れゆく雲にあの日を見る

私には重なってみえるの

守れなかった約束たちが

ずっと気になっていた

 

この曲は歌い出しの歌詞が

鬼門なようで

この1行目も何度も

こねくりまわしました(笑)

 

そして最終的には

文法的にこれが限界

でもアクセントがちょっと

納得いかない

しかたないから

歌い方で頑張って誤魔化そう

ってなりました(笑)

 

どこかは内緒です♪

丸わかりかもしれませんが(笑)

 

最後の「噛みしめては」は

そのまま "I kept on chewing on them"

にしようかとも思ったのですが

なんか芸がないな~と思ったのと

"them" と子音で終わるのが

嫌だったので、

「気にかかっている」

みたいな意味で使う

"chewing at me"

と言う表現と入れ替えました

 

chewing/gnawing at me

が一般的な表現ですね

とは言え

口語よりも文語ですが

詩だからいいや えへ♪

 

疑うことで 自分

誤魔化してた

涙ももう 枯れ果てて

By not believing anything was I

Pretending not to see

Even the tears they have dried up completely

何も信じないことで私は

見えないふりをしてたのかな

涙ですら完全に枯れてしまったの

 

ここは特にそこまで

こだわったわけではないのですが

せっかくなので一回し目と揃えて

語尾に "I" を持ってきました

 

で、そうすると

ストレートな言い回しだと

はまらなかったので

自問してるみたいな

疑問形の文章になりました

"was I pretending not to see"

 

3行目は

"they have completely dried up"

"they have dried up completely"

の二通りの選択肢があったので

語尾が子音で終わらない方を

選びました

 

繰り返される悪い

夢に溺れて

迷い込んだまま

見失いそうだよ

僕に今

Over and over the awful

Dreams drown and drag me down

This is where I am lost and trapped

I’m afraid I’ll lose sight of you

To that me right now

何度悪い

夢が私を引きずり込んで溺れさせる

私はここに迷い込んで囚われたまま

あなたを見失いそう

その私に今

 

なんかたくさん "over and over"

を使ってる気がするなぁ

と思いつつ、一番適当な

表現がこれしかないので

使い続けてました(笑)

 

「溺れて」の部分は英語にすると

音節が足りないので

飾り立てたわけですが

そうしたら

 

「引きずり込んで

 溺れさせる」

と大分怖い内容になりました(笑)

 

そしてたまたまですが

dreams, dragged, drown

と単語が続いて

alliteration (頭韻)が

できていたので

ちょっと気に入ってる部分です

 

内容は怖いですが(笑)

大事なことなのでry

 

他も音節の関係で

大分飾りをつけてますね

 

そして「見失いそうだよ」

の部分に至っては

「誰を」「何を」が

明確ではないので

恐らく「きみを」「自分の道筋を」

とか含みがあるんだろうなぁ

と思いつつ、この部分で英語で

そのニュアンスを表すのは

ちょっと無理だなぁ

と「きみを見失いそうで怖い」

に絞りました

 

そうキミの歌が

夜明けのように

じんわり光をくれた

塞ぎこんだ胸の奥に

So, your melody

Just like the dawning sunrise

Slowly brought light into me

Into my heart that I have kept deep within

だから、あなたの旋律が

夜明けの朝陽のように

ゆっくりと私に光をもたらした

奥深く隠していた私の胸に

 

「キミの歌」って何気に

深く考えると意味が

ゲシュタルト崩壊

起こしてたので

深く考えずに直訳しました

 

"your song" じゃないのは

もちろん音節数が足りないから!

 

他はの部分は

ちょっぴり飾り付きの

直訳って感じですね

 

ちっぽけだけれど

確かな希望

確かな希望

僕にくれたから

もう迷わない 二度と

どんな未来も

キミとなら逃げない

It might be small and tiny

But true hope nonetheless

A shining bright true hope

That you handed to me

I won’t get lost no, never

Come whatever future may

If I’m with you I won’t run away

小さいかもしれない

けれど真実の希望

光り輝く真実の希望

あなたが手渡してくれた

もう迷う事はない、絶対に

どんな未来でも

あなたといれるなら私は逃げない

 

「確かな希望」

直訳すると "sure hope"

とかですが美しくないので

"true hope" に意訳して

でも音節数が足らず…

あれこれ飾り付けしました!

 

どこにいても

何度だって

キミの名前を

声が枯れるまで

No matter where I am

Over and over

Your name so dear to me

Until my voice is dried up

どこにいても

何度も

私にとって大切なあなたの名前

声が枯れるまで

 

でました!

"over and over"!

でもしょうがない!

音節数の関係で

これしかはまらない!

 

他はほぼ直訳ですね~

比較的楽な部分でした

 

夜明け前に

虹を見たよ

嘘のない世界で

きみに もっともっと 愛を

Before the sunrise

A rainbow I saw

In a world with no lies

For you, let there be love more and more

夜明けの前に

虹を見たよ

嘘のない世界で

あなたにもっともっと愛があるように

 

2行目は最初

"I saw a rainbow"

にしてたのですが

歌ったときに違和感があったので

"A rainbow I saw" と

倒置法をとりました

 

そして4行目は苦しみました

が、まぁ最終的には

なんとかなったのではないかと

 

最後に "more" で

「お」に近い母音を

維持することができました

 

そして今見たら、この部分

大分弱いですが一応

ababパターンで韻踏んでますね(笑)

 

踏もうとしてないので

ただの翻訳の副産物ですが(笑)

 

ほらキミの声が

僕を救うよ

何度も呼び覚ますよ

キミが教えてくれた想い

You see, your voice is the one

That reaches me and saves me

Repeatedly keeps waking me up

You’re the one who taught me all that I know, how to feel

ほら、あなたの声こそが

私を見つけて救うの

何度も私を起こすの

あなたが私の知る全てを教えてくれた、感じ方を

 

サビの繰り返し部分ですね

 

そう 何度だって

キミの名前を

叫ぶよ

強くその手を握って

もう離さない決して

どんな未来も

キミとなら逃げない

So, over and over

Your name precious to me

I’ll shout it out

Strongly, while I hold onto your hand

I’ll hang on tight forever

Come whatever future may

If I’m with you I won’t run away

だから何度でも

私にとって大切なあなたの名前を

叫ぶの

強く、あなたの手を握りしめながら

ずっと離さない決して

どんな未来でも

あなたといれるなら私は逃げない

 

こちらも繰り返しで終わります

良かった(笑)

最後にちょこっと変えてきたり

とかされると凄く

悩まされたりするので(笑)

 

以上『きみの名前』の

翻訳こんな感じだったよ

記事でした!

 

来週この英語版の記事を

書いて投稿します!

 

ここまで読んでくださり

ありがとうございます!

皆さま良い残りの週をお過ごしくださいませ!

 

ではではっ!