タカペン - Taka Pen's Blurt-Log

英訳歌詞とか日常 - Translyrics and Stuff

【鬼滅の刃2ED】『朝が来る』 英訳について

こんにちは!

 

5月は日本で温泉満喫してきたタカペンです!

温泉最高! 北海道の食べ物最高!

 

 

とりあえず置いといて

 

日本旅行前に動画投稿だけはしてたので

今度は英訳の説明についての記事です!

もう6月も終わるのでほぼ2ヶ月近く後の

説明になってしまいますが…!(汗

 

動画詳細


www.youtube.com

 

アニメ:鬼滅の刃
曲:朝が来る - Aimer
カラオケ音源: Mick様  @micknroll  

https://www.youtube.com/watch?v=zdvhP_zSmg4

Mix:_Soma様
英語歌詞&歌:タカペン

 

英語カバー動画作成コメント

やっと『鬼滅の刃』の曲です!

『紅蓮華』はもちろん選択肢にあったのですが

既に多数の良質な英語カバーがあって

特に自分で英訳したい! と言う気持ちが

薄めだったので、『朝が来る』に落ち着きました

とゆーかこの曲結構お気に入りです♪

 

サビなんですかね?

(曲の構成知らないタカペンですみませぬ)

「輝いて 輝いて」の部分とか

最初聴いたときからぐっときて

タカペン活動始める前から

ちょっぴり練習してました(笑)

 

英訳して改めて感じたのが、『鬼滅の刃』は

逆境に立ち向かう勇気を奮い立たせる

曲が多くて、訳するのも歌うのも楽しかったです!

 

はい、と言うことで翻訳についてです!

 

朝が来る

The Morning is Coming

朝が来る

 

曲名は

The Morning is Coming(現在進行形)

The Morning Comes(現在形)

とちょっぴり迷ったところでした

 

現在形だとちょっと歌の中身やできごとと

ちょっと距離があるな~と感じたので

現在進行形を選びました

 

遠いところから「日が昇るね」

よりも

近い距離で「日が昇る!」

と迫られてる方が

曲的にぐっと来るかな~と

 

なんか感覚的な話しかしてないので

文法的な説明じゃなくてすみません><;

 

って

 

いつものことですかね(笑)

 

傷だらけの世界の頭上に

闇が重たくもたれかかって

覚めない時の中

Right above a world full of wounds and misery

Darkness weighs down heavily and ominously

Within a time that’ll never wake

傷と惨さで満ちた世界の真上に

闇が重く不吉に重くのしかかる

覚めることのない時の中で

 

1行目から飾りつけしまくってるので

「頭上」→「真上」

「傷だらけ」→「傷と惨めさに満ちた」

とプラスアルファの意味が入ってます

 

2行目も「不吉に」を付け足すことに…

中々に英訳すると音節数が足りなくるので!

 

3行目はうまい具合に

ほぼそのまんまでいけました!

語順は逆なので惜しいですが…っ!

 

悲しみは何処までも追いすがって

それでも空は夜明けを探して

取りに行く未来

Grief and sorrow come chasing after no matter how far

Even then the sky will go out to search for the daybreak

And to grab hold of the future

哀しみはどこまでも追いかけてくる

それでも空は出かける夜明けを探すために

そして未来を掴むために

 

タカペンの歌詞をぐーぐる翻訳さんに通すと

「悲しみと悲しみはどこまでも追って追ってくる」

みたいになります☆彡

 

音数を増やす為に、でも意味を変えないように

と頑張ると、重複する意味の単語を

ぽいぽいと放り込むことになるので(笑)

 

そんな感じで逆翻訳するとおかしな感じになりますが

概ね意味を維持したままの英訳です、ここの3行

 

あと、音数を足して日本語に戻すと

「悲しみと悲しみは」みたいな

おかしなことになりますが、英語では

一応おかしくない表現になってます(笑)

 

僕らは弱くも儚くもないよ

信じて愛して燃え尽きて行く

We are not weak neither are we so fragile that we would break

We will believe and we will love until the flames burn out

私たちは弱くもないし、壊れてしまうほど脆いわけでもない

信じて愛し合う 炎が燃え尽きるまで

 

1行目はちょっと意訳気味です

 

「儚い」を英語に訳すと "ephemeral" とかに

なるのですが、なんか英語でその一単語だけだと

個人的な印象ですが、ちょっと違う感があるので

「儚い」を「壊れそうな程に脆い」のような

ニュアンスで訳しました

 

2行目は大体そのままの感じかと

 

繰り返し 繰り返し 血を流すたましいが

夢を見るその先に

輝いて 輝いて

新しい朝が来る

希望が棚引く方へ

君を呼んでいる黎明へ

Repeatedly, repeatedly, the soul that runs a river of blood

And beyond the dream that it’s dreaming

Shining dazzlingly, shining dazzlingly

The brand new morning it’s coming

Head to where hope is trailing in the wind

To the break of dawn that is calling out to you

何度も何度も 血の川を流す魂

そしてその魂の夢見る夢の先に

まばゆく輝いて まばゆく輝いて

真新しい朝が来る

風になびく希望の方へ

君を呼んでいる夜明けに

 

「血を流す」のくだりであまりにも

音数が足らなかったので比喩表現に

逃避したタカペンでした☆彡

 

そのままだと

"The soul that sheds blood"(5)

で6音節も足りなかったので…!

 

そして次の行の

「夢を見る先に」は主語が前の部分から

続いているのですが、英語にすると

語順的に問題が発生してしまい

 

Beyond the dreams that the soul that is running a river of blood is dreaming

 

のような…

 

まぁ語順以前に内容もごちゃごちゃ

してしまうのでやむなく直訳から

ちょっと離れて「血を流す魂」と

「その魂」とわけることになりました

 

そして肝心の「輝いて」はちょっぴり

自分の訳に不服だったりしなくもなくも…

 

本当は "Shining brightly" にしたかったのですが

そうすると1音節足りなくてメロディーを

ちょっと変えてしまうことになるので、

それは嫌だなぁ、と仕方なく "brightly" ではなく

1音節多い "dazzlingly" を使うことに

 

その後は大体直訳ですんなりはまりました

いえ、大変歌いずらい節まわりになってますが(笑)

 

あと、「黎明」って単語、見たことはあるのですが

実は今まで意味はそこまではっきりとは知らなくて

「あけがた」ってことなんですね!

初めて知りました(笑)

 

失うことで堕ちて行くか

それとも光を追いかけるか

選んで来た道に散らした

涙も傷も遠くなって

Will it be a descent, a downfall by losing

Or will it be running after the light and chasing

On the paths I’ve chosen I have strewn all over

Tears and scars, and even they’re far away now

失うことで転落するのか

それとも光を追いかけているのだろうか

選んだ道に散らべた

涙も傷跡も 遠くなって

 

この部分は音数を稼ぐ為に重複した飾りを

つけてる以外は大体そのままの訳になってます

 

一つ例外が「涙も傷も」の「傷」の部分を

無意識に「傷跡」と訳してしまった部分でしょうか…

 

あとで気が付いたので訂正するには遅すぎたのですが

多分「遠くなった傷=傷跡」と脳内変換が起きてました

 

なのでこの一部分だけは直訳ではないです

語呂は良いんですけどね…!

多分それもあって間違えて "scars" に

してしまった気もします(笑)

 

息を殺し追憶の影に焼かれ

それでも鮮やかに風を切って

手に入れる未来

Holding my breath still and burned by the shadows of my recollections

Even then holding up my head I’ll go forth vibrantly

So I can make the future mine

息を止めて 思い出の影に焼かれて

それでも上を向いて鮮やかに進む

未来を自分のものにできるように

 

『朝が来る』の歌詞には見知った単語だけど具体的に

はっきりと意味は知らないかも、みたいなのが

ちらほらあって、そのうちの一つが「追憶」でした

 

よく見るけど、これ具体的になんだろ?

ってなりました(笑)

 

悼むがはいっているので意味的には "reminiscence"

の方があってるかもしれませんが、音の嵌り方が

"recollections" の方が語呂が良かったので…!

 

「鮮やかに」もどちらかと言うと "vividly" とか

"brightly" だと思うのですが、響きや単語をきいて

浮かぶイメージ的に "vibrantly" にしました

 

他は比喩表現?でしょうか

「息を殺す」とか「風を切って」とか…

 

「息を殺す」はもちろん"kill one's breath" ではないので

「息をひそめる」方面の "hold one's breath"に変換して

 

「風を切る」ももちろん "slash the wind" ではなく

「(肩で)風を切る」の意味だとして

"hold one's head high" と言う表現に繋げました

 

「手に入れる」も何気に比喩表現ですね

なので「自分のものにする」とおきかえました

 

こうやって振り返ると意外と比喩表現が

多かったのであれこれ入れ替えてました!

 

情熱がいつだって灯火になるよ

天高く上れと狼煙を上げて

Passions can and will always become the beacons of light

Sending up high signals for you to rise up to the heavens

情熱はいつでも灯火になれる

天まで上れと合図を高くに上らせて

 

必殺!

 

音数稼ぎ!!

 

うん、だって足りないんですもの…!!!

 

どこかって1行目は "can and will" ですね

そして2行目は "for you" あたりでしょうか

 

意味はほとんど変わらなくてちょっと

具体的なニュアンスを含む感じでしょうか

含むと言うか広げる?

 

"can and will" を直訳すると「なれるし、なるよ」

つまり意味としては「なるよ!!」なんですね

 

2行目の "for you" はそんなとこあるっけ?

って感じですが上手く説明できませんが

「天高く上れ"と"」の部分にでしょうか…

つまり「誰か」に「天高く上れ」と言うメッセージを

発していることになるので、とりあえず

"for you" を差し込みました

これないと英語だと大分宙ぶらりんになるので…

 

風になり 花開き

たましいを掻き鳴らす

僕らが急ぐ場所へ

華やいで 華やいで

新しい朝が来る

光が棚引く方へ

Becoming a breeze, making flowers bloom

and strumming all the strings of the soul

To the place where we hurry to get to

Blooming cheerfully, blooming cheerfully,

The brand new morning it’s coming

Head to where light is trailing in the wind

そよ風になって 花を咲かせて

魂の琴線をかき鳴らして

僕らが急ぐ場所へ

朗らかに咲いて 朗らかに咲いて

真新しい朝が来る

光が風になびく方へ

 

サビは意外とそこまで音数稼ぎはしてないかも

・・・してるのかな

 

「たましいをかき鳴らす」はちょっと

あれこれ補足してるかもしれないですね

 

たましいの「すべての琴線」をかき鳴らす

みたいに追加してますね

 

だって音数足りないんですもの!!

 

3行目は音数を足そうとはしてないのですが

直訳したらなんか回りくどい

フレーズになってました(笑)

 

そして「華やぐ」ってなんだろうと

結構頭を悩ませました(笑)

 

意味的にはもっと "blossoming" かなぁ

とも思ったのですが音と響きが良くなかったので

"blooming" にしておきました

 

夜のもう一つ向こうまで

どうしても届かない手のひらを

支えてくれる声が

いつの間に こんなに

響いてた

On the other side of night and still one more beyond

However I try there’s no way to reach, but this palm of mine

There’re many helping voices

That out of the blue, so strong they were

Resounding

夜の向こう側 そしてまたその先へ

どうしても届かないくてもこの手のひら

多くの支えてくれる声が

突然に、こんなにも力強く

響いていた

 

ブリッジと言うのでしょうか

何故かタカペンが全力で楽しく歌えた部分(笑)

内容的にも一番ぐっと来たんだと思います

 

英語にするのは苦労しましたけどねっ!

 

何が大変って翻訳自体は難しくないのですが

フレーズの配置や語順が大変厳しかったです

 

でもまぁなんとか配置して

最後に迷った部分が "so strong they were"

の "strong" の部分

 

"resounding"にかかると考えれば "strongly they were"

にするべきだったし、一応そうするかも考えてみたのですが

"so strong" にしました

 

理由としては "the voices" にかかってると考えても

なんか良いなぁと感じたのと

"resounding" にかけたら文法的に間違いですがが

口語でそう言ったりしなくもないので

響きもこっちの方が良かったので "so strong" にしました

 

"so strong"って「こんなに」じゃないじゃん

と言う突っ込みもあるかもしれませんが

音数稼ぎの意味もあります

 

だってそうしないと "they were resounding so"

で終わってしまって全然足りないので☆彡

 

君の行く場所に 光あれと祈った

全ての心のため

To the places that you may go, “Let there be light” so I prayed

For all your heart and mind out there

君が行くかもしれない場所に「光あれ」と祈った

そこにあるあなたのすべての心のために

 

1行目は大体そのまんま

2行目は意味に悩みました

 

多分「全て」=「世界中の」と言う意味としても

「あなたの心の全て」と言う意味としても

捉えられるようなふわっとした部分なんですね

 

歌詞ですから

 

でもそうすると英語だと「心」を複数に単数にするか

大きく変わってくるので日本語で出せる

ふわっと感が出せない…!!!

 

と迷った挙句…とりあえず単数形にして

でも "out there" で気持ち、そこらへんの

「あなた(一人でも皆でも)」に向けてですよ~

と濁してみました(笑)

 

繰り返し 繰り返し 血を流すたましいが

夢を見るその先に

輝いて 輝いて

新しい朝が来る

もうすぐ始まる歌

君を呼んでいる黎明へ

Repeatedly, repeatedly, the soul that runs a river of blood

And beyond at the end of its dreams

Shining dazzlingly, shining dazzlingly

The brand new morning it’s coming

A song that is about to start right now

To the break of dawn that is calling out to you

何度も何度も 血の川を流す魂

そしてその魂の夢見る夢の先に

まばゆく輝いて まばゆく輝いて

真新しい朝が来る

すぐに始まる歌

君を呼んでいる夜明けに

 

この部分は「もうすぐ始まる歌」以外は

繰り返しの部分だったので楽させてもらいました♪

 

この1行は特にそこまで飾りつけもなく

そのまま訳で、気にしたのは最後の母音だけでしょうか

「うたー」って結構耳に残る部分で、できるだけ

「あ」の母音に近づけたくて "now" を持ってきました

 

大分違う音ですが

「あ」っぽい音を伸ばすので

まだ他の母音よりましかな~と(笑)

 

傷だらけの世界の頭上に...

Right above a world full of wounds and misery

傷と惨さで満ちた世界の真上に

 

この1行、冒頭の1行の繰り返しなんですが

メロディが違うんですよね

気付かなくて、最初に訳した歌詞が

ここに来てはまらないことが判明して

最後の最後にここのメロディにも、

冒頭のメロディにもはまるよう

急遽ちょっぴり変更したのでした(笑)

 

 

はい、と言うことでカバー動画をあげてから

大分経っていますが、英訳内容の説明記事でした!

 

次に書きたい記事は実はたくさんあるので

以下のどれかになると思います!

  • 『朝が来る』英訳説明の英語バージョン
  • 日本旅行について
  • 黒リスについて
  • 野生の七面鳥について
  • インスタについて
  • 新しいギター弾き語り
  • YouTube著作権程の申し立てについて
  • 今後のYouTube活動の方針について

 

本日もここまで読んでくださってありがとうございます!

次の記事でお会いしましょう!

ではではっ!