タカペン - Taka Pen's Blurt-Log

英訳歌詞とか日常 - Translyrics and Stuff

ベルセルクED「Wish」の英訳について

こんにちは!

 

寝違えて首のまわらない

タカペンです!

 

冷え込むと体が凝って

体を痛めやすいですね!

って私だけですかね(笑)

運動しないと!

 

さて、今回は恒例(としたい)

英訳した歌詞の内容の

言い訳でございます!

 

では早速!

英訳して歌ってみた曲


www.youtube.com

アニメ:ベルセルク黄金時代篇 MEMORIAL EDITION

曲:Wish - 中島美嘉

音源&MIX:_Soma

英訳&Vo:タカペン

 

歌ってみた感想

バラード? 

なんですがまぁまぁ

歌いずらかったです

 

練習する時間がそこまでなくて

もっとちゃんと歌い込むことが

できたらな~

 

 

思うところも

たくさん

あるのですが

 

タカペンの場合

とっても飽き性なので

時間かけちゃうと

もうこの活動自体

やめちゃうだろな~と

 

危機感を持って

期間優先で

やってます

 

じゃあやらなきゃいいじゃん

とも思うのですが

 

ずっとやってみたいな

と思ってたことなので

せっかくなので

がんばりたいと思ってます

 

目指せ! 動画100本ノック!!

 

ひと月一動画を目指してるので

年単位かかりますが(笑)

 

そして気が付いたら

歌ってみたの

感想じゃなくなってた(汗

 

一言感想:

高音楽しかった!(*^^)v

 

翻訳で気を付けたこと

以前タカペンの翻訳の方針

みたいな偉そうな記事を

英語でどばーって

書いたことがあるのですが

 

新しい曲の英訳して歌ってみた

をするにつれて、

なんか違うなーと

思い始めてます

 

個人的に歌詞の翻訳で

注意してる部分が以下です

  1. 元歌詞の位置と意味
  2. 英語の自然さ
  3. 元歌詞の音

 

1と2は

ほぼ直訳にしながら

それでいて不自然すぎない英語

を目指してます

 

3は英語の歌詞なら

韻はほぼ必須と言う

個人的な拘り

 

4は可能なら元歌詞と

似たような響きを

子音と母音で維持する

 

と言う4点があります

 

1~3を優先したいな

と思って始めた活動なのですが

今回しっかりしたバラード曲を

やってみて感じたのが、

 

1~3よりも4の

音が一番だいじ

 

でした

 

特に切ない系のバラードなので

 

伸ばす母音が「い」の形が

多かったのですが

翻訳して「う」とか「お」の

音になってしまうと

 

そこの部分の雰囲気が、がらっと

変わり過ぎてしまって、

 

これじゃあ英訳するのはいいけど

曲の雰囲気や良さが伝わらない

 

と1~3は誤魔化しつつ

音をできるだけ優先しました

 

まぁ3の韻はほぼ捨てましたね(笑)

 

翻訳の説明(言い訳)

さて、では早速翻訳の

言い訳と参りましょう!

 

  • 元歌詞
  • 翻訳した英語歌詞
  • 英語歌詞の和文

 

の順番で記載していきます

 

歌詞はこちらから

www.uta-net.com

 

まだ続くと思ってた道で

手を繋いでたはずなのに

突然はぐれてしまったその影を

探し続けてる

On a road that would still go on or so it had seemed

We had been holding hands, at least that’s what I’d thought

Suddenly I’m left behind, all alone, and so your presence

I find I’m searching for still

まだ続くようにみえた道で

手を繋いでたと、少なくともそう私は思ってたのに

突然一人残されて、だからあなたの存在を

いまだに探している私がいる

 

直訳で行けば1行目で "thought" を

使うべきですし、音的にも2行目に

"it seemed" を使ったほうが「い」の音と

合うのですが、逆の方が1番意味が

通りやすかったので、ここでは

意味と流れの自然さを優先しました

 

3行目は元歌詞の「突然」が頭にきてて

メロディー的にここに「突然」以外の

意味の言葉を持ってくるのは

違和感があるな~と

 

がんばって "suddenly"  を入れてるのですが

そうすると後が続かなくなったので

仕方なく若干意味を変えてます

 

3行目と4行目を直訳するとここは

 

I 'm still searching for the shadow of you who suddenly went away

 

みたいな感じになるのですが

そのままの語順だとまぁ不自然ですし

そもそもメロディーにはまりませんし

 

それに

日本語だと「影」に「面影」のような

ニュアンスが含まれてる気がしますが

英語だと物理的な影のニュアンスが強く

「面影」はあまり感じられないので

「存在」に置き換えました

 

あと、いつもの如く英語にすると

メロディーが余りまくるので

大分飾りまくりました(笑)

 

いつかは去り行くものだから

そう言い聞かせて眠りにつくけど

夢から覚めて元に戻れたなら

期待してしまう

It’s something that one day is bound to go away

Or so I try to tell myself so I can go to sleep

But if waking from my dreams, and there’s a chance we could go back

Some hope, I can’t help but feel

それはいつかはなくなるものだと

自分に言い聞かせるの、眠れるように

でももし夢から覚めて、戻れる可能性があるのなら

希望を感じてしまう

 

ここは大体直訳をメロディーにはまるよう

微調整しただけの感じでしょうか

 

唯一迷ったのが最後の

「期待してしまう」

の語順でした

 

直訳すると

 

I can't help but raise my hopes up

 

と、逆に英文だと長すぎて

メロディーにはまらず、

また日本語だと頭に「期待」

が来てるのに、英語だと

"I can't" が来てちょっと

なんだかな~

 

となったのでこねくりまわして

倒置法でなんとか形に

 

因みに伸ばす部分の母音は

ここまでの時点では

そこまで気にしてません

 

もちろん母音を揃えることが

できたらそれが一番なのですが

まだAメロなので、

最重要ではなく、元歌詞の

意味や位置を優先しています

 

そして韻はもう捨ててます(笑)

 

一応 keep と feel で

気持ちニアライムにしてますが!

 

何もかも残したまま

何処に行ってしまったの?

You have gone away, left everything behind

Where did you go? Where could you have gone?

あなたはいなくなった、全てを残して

どこへ行ったの? どこへ行ってしまったの?

 

直訳プラスアルファですね

一番星でもよく起きていた現象ですが

直訳すると音数が足りなさ過ぎるので

元の意味を含まませまくってます(笑)

 

逢いたくて あなたに

悔しくて 動けない

I would give the world, just to see you

What wouldn’t I give but I can’t move

世界を捧げるのに、あなたに会えるなら

何でもするのに、でも動けない

 

さて、サビですが

 

曲を聴いたときに

メロディーも歌詞もとてもいいな、と

真っ先に覚えた部分です

 

だからと言うわけではないですが

翻訳する際に直訳よりも

意訳に近い訳し方になりました

 

軽く直訳すると

 

I want to see you

I'm mortified/disappointed/frustrated and can't move

 

みたいな感じなんですね

 

で、"I want to see you" だと

音数が少なさ過ぎて当てはまらない

ので、どうしたら

「とても会いたい」を表現できるか

と思ったときに、真っ先にでてきたのが

"I would give the world"

意訳すると「なんでもするのに」

なんですね

 

で、次の「悔しくて」の部分なんですが

実は英語で相当する単語がないと

タカペンは思います

 

英語で説明しろ、と言われても

結構悩みます

 

regret でもないし…

 

と言うことで、とにかく

ちょっとネガティブな含みを

持たせたくて、最初の

"I would give the world" と

意味はほぼ同じですが、言い回しが

別の "What I wouldn't give"

にしました

 

まぁどちらも結局

「なんだってするのに」

なんですけど

"I would give the world"

だと「なんでも捧げます」で

"What I wouldn't give"だと

「捧げないものなんてないのに」

と、ちょっと後ろ向き?

な感じにして「悔しくて」を

少しでも表現できれば、と

この二つの表現を使うことにしました

 

何もできない痛い

まだ信じたくない

Not a thing that I can do, it hurts

But I don’t want to take it in

何一つできることがない、痛い

でもそれを受け入れたくない

 

次にちょっと困ったのが

「まだ信じたくない」の

部分なのですが

直訳すると

 

I don't want to believe yet

 

味気ないし、詩と言うより

物語の説明文みたいに感じるし

何よりここの「まだ」の入りの

「ま」の音が気持ちいいんですよね

歌うときに

 

なので音が近い "But" から入って

どうにかしようと思って

あれこれこねくりまわして

今の "But I don't want to take it in" 

に落ち着きました

 

最終候補は

"But I don't want to take it in"

"But I'm not ready to accept"

の二つだったんですね

 

意味がより元歌詞に近いのは

二つ目なので、しばらく

それで録音して確認してたのですが

やっぱりどうしても

一つ目の方が音の響きが

ねちっこくて好きで、

意味はちょっと変わるけれど

こちらにすることにしました

 

あなたが居ない世界の

私に意味を見つけ出せないまま

In a world that you’re not a part of

I find myself yet without a reason for me to be in this world

あなたがいない世界で

この世界に私がいる意味をいまだに見つけられない私がいる

 

めっちゃ悩みましたここ!!!

「あなた」の部分になんとか

"you" をあてたかったのですが

ちょっとタカペンの技量では

無理でした…! 悔しい!!

 

その上 "in a world" ってこのメロディーに

はめると歌いずらいこと

この上ないって感じで

ふんだり蹴ったりの部分です、はい

 

その後もね、和文でもご覧になることが

できますが、「ここ何言ってんの?」

って感じです ふぅε-(´ωノ|┬

 

響きはまぁまぁ・・・

まぁまぁなのですが

うん、大分難しい部分でした

 

最初に誰が傷付けたの?

最後に誰か温めたの?

あなたが1人で感じたその全てを

わかり合えたなら

In the beginning, who was it that brought the pain?

In the end was there someone who was given warmth?

Everything that you have gone through and felt all on your own

If we were to share even once

初めに痛みをもたらしたのは誰なの?

終わりに誰かぬくもりを与えられた人はいるの?

あなたが一人で経験して感じた全てを

一度でも共有したならば

 

元の歌詞、上手いなぁと思い

なんとかパターンを真似できれば

と思ったのですが・・・

 

"someone" が途中、メロディーが

途切れてしまっていると言ふ・・・

 

でも構造をなんとか真似すると

これ意外ないしなぁ・・・と

がんばってあまり、途切れてない風

でもメロディーはちゃんと途切れてますよ

みたいに歌えていればいいな えへ

THE矛盾☆

 

「わかり合えたら」の部分は

"if we could understand each other"

よりも、共有の "share" かな~と

 

直訳だと説明文になりますし

何よりもはまらないですからね!

 

もう2度と 本当に

ありがとうも言えないの?

Will I never be truly able to

Even give a thank you to you anymore?

二度と本当に

ありがとうを伝えることすらもうできないの?

 

意外とかなり手ごわかったです

 

「もう2度と 本当に」の部分も

めちゃくちゃこねくりまわしました

 

歌詞やってるときって

他の方はわからないのですが

タカペンは歌いながらやるので

でも、歌ってると

「この英語は自然かどうか」

の判断ができなくて

 

シャワー中に

「ここに never 入ってだいじょぶか」

「ここに able 入れられたっけ」

など、ずっとぶつぶつやってました(笑)

 

「ありがとうも言えないの」の

部分もまた難産で、一度後回しに

したぐらいです(笑)

 

メロディーが結構

あがってさがってあがってさがって

ってなってて

イントネーション命の英語だと

結構厳しいものがですね・・・(笑)

 

でも最終的にぴったりはまって

なんとかなりました♪

 

切なくて 想いを

寂しくて 閉じ込めた

I’m in so much pain, my heartache

In my loneliness, I will keep it in

こんなにも痛いよ、痛む心を

寂しさで閉じ込める

 

「切ない」も「悔しい」同様

中々に英語でニュアンスの

出しにくい単語です

 

言うならば

"sad and straining to the heart"

みたいな…形容のし難い単語です

 

最初は "I am hurting, so my heartache"

にしようとしてたのですが

何回録音して確認していて

「て」の切ない音と

"so" のふくよかな音が

あわなさすぎて

なんとか、切ない音にしないと

と "I'm in so much pain" で

なんとか「え」に近い音にしました

 

「寂しくて」は音や流れの都合上

"loneliness(寂しさで)" にしました

 

伝えたいだけそれさえ

叶わないなら

All I want to do is tell you and if that

Even can’t come to pass

あなたに伝えたいだけ、そしてもしそれ

すら叶わないなら

 

「伝えたいだけ」なのに

伝えるのがとても難しい

2行でした ε- (´ー`*)フッ

 

こねこね

こねくりまわして

あーでもない

こーでもない

 

やってる最中、

 

All I want to tell you that is all and even if
that can't come true

 

に一度落ち着いたのですが

 

録音して聞き直してたときに

 

「喧嘩中???」

 

と空耳してしまい

 

また

 

「叶わないなら」の

「ら」の音が結構切なくて

でも "true" にしちゃうと

またもやふくよかすぎて

元の歌の感情が表現しきれない

と思い

"can come to pass" 

になりました

 

「叶わないなら」

の意味により忠実なのは

if that can't come true

の方なんですけどね

 

因みにこの空耳の部分

面白かったので

わざわざ録り直して

インスタ動画にあげました

 

こちら

 

 
 
 
 
 
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あなたが孤独じゃないと

ただ祈るしか私にはできない

That you won’t be alone and lonesome

I can only give my prayer, ‘cause there’s nothing else to do for me

あなたが一人で寂しくないことを

祈るしかできない、だって他に私にできることがないから

 

ここは最後の

「~しか私にはできない」

が難関でしたね・・・!

 

直訳するならば

 

that's all I can do

 

なのですが、2点問題があって

 

音数が少なすぎるのと

 

母音を「い」に近い音にしたいのに

"do" と言う再びふくよかな音に・・・!

 

と言うことで

「他にできることは、私にはない」

と少しまわりくどい言い方になりました

 

恐れていた最高の罪

刻まれた声記憶が

薄れていく事

I’ve been afraid of the greatest of all crimes

Etched in, your voice, the memories of you

That they will slowly fade, be gone

最大の罪を恐れていた

きざまれた、あなたの声、あなたの思い出

それらがゆっくり消えてなくなること

 

一行目はすんなり決まったのですが

二行目で語順に迷いました

 

最初思い付いたのが

 

Your voice, the memories of you, engraved

 

だったのですよ

"engrave" の "g" の音が

「が」に重なるからいいかな~と

 

でも録音確認してるうちに

語順が気になってきて

 

「刻まれた」の部分

メロディーが

刻まれてるんですよね(笑)

 

なのでそこに

"your voice, the memories"

って入れちゃうの、

入るけど

なんか違うな~

と思うようになって

 

じゃあ順番変えちゃえ

 

Engraved your voice, the memories of you

 

にしてたのですが

歌いずらいのと

音の響きが違うかな~と

"engraved" ではなく

"etched in" にしました

 

どちらもまぁ刻むですしね

 

逢いたくて あなたに

悔しくて 動けない

何もできない痛い

まだ信じたくない

I would give the world, just to see you

What wouldn’t I give but I can’t move

Not a thing that I can do, it hurts

But I don’t want to take it in

世界を捧げるのに、あなたに会えるなら

何でもするのに、でも動けない

何一つできることがない、痛い

でもそれを受け入れたくない

 

こちらは繰り返しですね

問題は次から・・・!

 

壊れる事などない

真実だけで強くなれるように

強くなれるように

Never ever to be broken

The truth only by my side, so that I may all the stronger be

So that I may all the stronger be

決して壊れない

真実だけを傍らに、私がより強くなれるように

私がより強くなれるように

 

ここを直訳すると

 

Let me become stronger with only the truth that will never break

 

みたいな感じになるのですが

倒置しても

「壊れる事などない」に

"that never breaks" 的な

内容を押し込むのに苦労しました

 

あと、この

「壊れる事などない」って

「真実」だけではなく

「壊れる事などない」強い自分

と言う風にも取れるので

 

そのふわっとしたニュアンスを

なんとかキープして~

と言うのが大変でした

 

でも、まぁなんとかなったかな?

 

あとは最後の「強くなれるように」

ですが

あたまに英語で「強く」を

入れたくても

入らないんですよね

倒置法つかっても変でしたし…

 

なので元歌詞の位置ではなく

とにかく音の響きで

英語の歌詞を作りました

 

そんなこんなで

Wish英訳の説明おしまいです!

 

この度もここまでお読みくださり

ありがとうございます!

お疲れさまでした!!

 

来週あたりに英訳内容についての

説明を英語で書いた記事をあげますね!

 

では最後にオマケ(蛇足とも言ふ)

 

カラオケ用の動画

タカペンの歌ってみた動画では

子音が結構消えてしまってるので

あまり歌い方の参考には

なりませんが、

でも良かったら

英語歌詞を載せた

カラオケ動画があるので

良かったら歌っていってください!

 

オケは_Soma様の許可を得て使ってます


www.youtube.com

 

皆さま良い週をお過ごしくださいませ

ではではっ!